すぐにガラス屋を呼ばなくても自分で応急処置を。

ガラスが割れたら自分で応急処置をする方法もあります!

窓ガラスのトラブルは突然起きてしまいます。天気が悪く、雨風がひどい時に窓ガラスが割れてしまうと家の中が濡れてしまい、電化製品などの他の部分でも修理の必要が出てきてしまう恐れがある為、被害を抑えるためにもすぐに自分でできる応急処置の方法をご紹介します。
但し、あくまでも一時的な応急処置の方法ですので、そのままの状態で使い続けるのは大変危険です。目途が立てれば、すぐに業者に依頼をして修理をしてもらってください。

まず、窓ガラスの応急処置の前に飛び散ったガラスなどがあれば掃除を行ってください。また怪我を防止するために、長袖長ズボン着て、スニーカーを履いた状態の恰好であれば万が一の時も怪我を避けられるでしょう。軍手を二重で身に付けることでさらに怪我防止になります。
怪我対策の恰好が出来れば、さっそく作業に入りましょう。窓ガラスはサッシにガラス板をはめ込まれている状態ですが、素人がこのサッシからガラス板だけを取り出すのは難しく、ましてやヒビや割れのあるガラスである場合はかなり危険です。応急処置の作業はサッシに窓ガラスを入れたまま進めていきます。
窓ガラスの状態にもよりますが、ヒビが入っている状態なのであれば、先に家の内側からヒビに沿ってガムテープを貼っていきましょう。その後外側にも同様に貼っていきます。もしコーキング剤が家にある場合はガムテープで貼るより強力にヒビをつなぎ留めてくれますので、試しているといいでしょう。
ガラスのヒビだけでなく穴が開いてしまった場合は、ヒビの部分をガムテープで固定をした上で、穴の大きさより一回り大きいサイズの段ボールを用意して周囲をテープで固定しましょう。その後穴の中心から外に向けてテープを貼ることで、強く固定ができます。このようなやり方で内側外側の両方に段ボールを固定しましょう。
一通りの作業が完了したら、最後に窓ガラス全体にテープを貼っておきます。×や+のようにテープを貼る事で、さらにガラスが割れてしまった時にも耐えられるように対策ができます。

今回紹介した割れた窓ガラスの応急処置の方法は長期間耐えられる事を想定したやり方ではありあせんので、ガラス屋さんに依頼できる状況になればすぐにプロに修理を依頼してください。また、この応急処置の方法で多少の雨風は防げますが大雨や台風といった状況では耐えられない場合もあります。そのような場合はすぐにプロに連絡をして作業に来て貰うのが望ましいです。