窓ガラスの種類を知ってからガラス屋さんに依頼をしましょう。
窓ガラスには様々な種類が存在します。
窓ガラスには思っている以上に様々な種類があり、部屋の向きや部屋の種類、使う用途等で機能が変わっています。曇ったようなガラス、中にワイヤーが入っているガラス、透明なガラス等、見た目が違うガラスもあれば、外から見ても違いが分からないような構造が異なるガラスなど、沢山存在します。
今の生活をより快適に過ごせるようにどのガラスにするべきかを考えると生活の質を上げることが出来ると思いますので、ガラスの種類を紹介します。
①フロートガラス
フロートガラスはよく採用されている透明な標準的なガラスです。普段からよく見かけることの多いガラスがこれです。フロートガラスは窓ガラスの他にも、棚などの家具の窓部分に付いていたり、金魚を飼う為の水槽などにも使用されているぐらい、私たちの生活に一番密着したガラスと言ってもいいでしょう。
②すり板ガラス
すり板ガラスは名前の通り、「すりガラス」と呼ばれているガラスです。ガラスがぼんやり曇っていて、ガラス越しの風景をぼんやりとぼやかすような特徴のあるガラスです。
ガラスの表面に摺り加工がほどこされていて、光の屈折でぼんやりと見えます。
ガラス全体が白色で、向こう側がぼんやり見えるガラスがすり板ガラスです
すり板ガラスはその名の通り、ガラスの片面に摺り加工が施されています。
表面が加工されているためガラスを通過する光が直進せずに、屈折します。この光の影響で、ガラス全体がスモークがかかったように見えます。和室の仕切り戸などによく採用されている事が多いです。
③型板ガラス
型板ガラスはすり板ガラスと似ていますが、型板ガラスは摺り加工でははく模様が入っているのが特徴です。有名なのは霞と梨地のタイプです。摺り板ガラスよりも視界を遮ることができ、水に濡れても視界はそのまま維持される為、浴室のドアのガラスや道に面した部屋の窓等に使用されています。但し、光をあまり通さない為日光を遮りあまり室内には光は入りません。
④網入りガラス
ガラスの内部に金属のワイヤーが入ったガラスです。このガラスは火事などの火災時にガラスが割れてしまった場合でもガラスの飛び散りを防止することができます。ビルやマンションの窓に使用されている事が多いです。よく防犯対策用のガラスだと勘違いされることがあるのですが、耐久性はあまりない為効果はありません。あくまでも火災時のガラス拡散防止用のガラスですので、防犯対策を考えている人には向いていません。